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陸上のトラック写真 アンサースージーさん
   
数字をキーワードに、その謎を解明していきます。
陸上のトラック
   


400
上競技といえば、1896年の第1回アテネ大会から正式種目であり、オリンピックの主役ともいえる花形種目。
 走る、投げる、跳ぶといった人間の基本的な能力を競い合う舞台、『陸上のトラック』について、皆さんはどのくらいご存知ですか?
トラックの起源
在、国際大会などが開催される第1種競技場は、1周400m、9レーンからなります。ところが最初に行なわれた陸上競技は、1スタディオン(約191m)のコースを走る「競走」でした。1スタディオンはゼウスの足裏600歩分に相当し、ヘラクレスがこの距離を実測したと伝えられています。正式に400mトラックが競技場となったのは、第14回アムステルダムオリンピックからになります。ジャン・ウィルス設計の競技場が芸術競技の建築部門で金メダルを獲得、この時のトラックが1周400mだったことから、1周400mに統一されたといわれています。
トラックの種類
認陸上競技場には第1種から第5種まであります。先ほども述べたように国際大会などが行なわれる第1種、そして400mトラック・8レーン以上の第2種、300・400mトラック・6レーン以上の第3種、200・250・300・350・400mトラック・6レーン以上の第四種、同じく4レーン以上の第5種と分かれています。皆さんはどれくらいの種類の競技場を使用したことがありますか?
右回り・左回り
学校の運動会からオリンピックに至るまで、ランナーの走る方向は左回りです。ところが競馬場には、右・左回り両方のコースがあります。例えば、府中競馬場は左回り、中山競馬場は右回りです。他国はというと米国では左回り、英国では右回りだそうです。これは陸上競技にも深くかかわっています。近代陸上競技の歴史をたどると、最初は右回りでした。19世紀後半の英国でオックスフォードやケンブリッジ大学の学生が競馬のまねをして走ったのが起源なのです。第1回アテネオリンピックでも英国ルールを採用したため右回りで競技が行なわれました。左回りの始まりは、1913年IAAF (国際陸上競技連盟)が「レフトハンド・インサイド=左手を内側に」と統一したからです。
 なぜ左回りになったのかについては、いくつかの説があります。人間の心臓が左側にあるから遠心力による心臓への負担を少なくするため、人間の7割が左足を軸にとることを得意とするため、などといわれています。ただトラックを右回りで走るのと左回りで走るのとでは、確実に左回りの方が早いという結果が出ています。ぜひ試してみてはいかがでしょうか?


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〔参考〕日本オリンピック委員会ホームページ URL www.jac.or.jp



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