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ゴーヤ


栄養管理士おすすめ!ヘルシーレシピ 夏バテ防止メニュー
取材●文/関根豊子
(スポーツ医科学センター管理栄養士)



ゴーヤ
  ゴーヤチャンプル

夏バテ予防のポイント
 暑いからといって、冷房の効いた室内にじっとこもってばかりいませんか?体を動かし、汗をかいて、お腹を空かせてしっかり食べる。これが夏バテ予防の最大のポイントです。
 しかし本当に暑い日は、じっとしていても汗をかくものです。汗をかいた分の水分をとる、ここまでは正解なのですが、水分ばかりを多くとると、胃液が薄まり消化吸収が悪くなります。さらに、食欲がないからと、簡単で食べやすいもの、例えばそうめんなどで済ませてしまうと、たんぱく質やビタミン、ミネラルの不足につながり、栄養不足から夏バテをおこしてしまうのです。
  加えて、糖分のあるジュースやアイスで水分補給をすると、血糖値が上がり食欲を押さえ、ますます食事が要らなくなってしまいます。
 食事中のビタミン、ミネラルは、体調を調える栄養素として働きますが、特に炭水化物をエネルギーに変えるときに必要なビタミンB1は、夏バテ、疲労回復やだるさを取るのに役に立つビタミンです。このビタミンB1は、豚肉に多く含まれます。次いで、うなぎ、豆腐などにも含まれます。

今回のレシピ
 今回は、豚肉と豆腐を組み合わせた炒め物、ゴーヤチャンプルをご紹介します。ゴーヤはにがうり、チャンプルとは、沖縄の方言で炒め物という意味です。一緒に炒める豆腐は、大きめに手で割って、しっかり焼き色をつけること、豚肉は脂が溶けて焼き色が付くまでじっくり炒めることが、おいしく作るポイントです。
 ゴーヤはぶつぶつ・ごつごつと、不格好ではありますが、「にがうり」という名の通り苦みが病みつきになる野菜です。この独特の苦みはモモルデシンという成分で、胃腸を刺激して、食欲を増進させる効果があるようです。さらにカロテン、ビタミンCを豊富に含み、栄養価の高い野菜といえるでしょう。このような栄養的特徴から、ゴーヤ自身にも夏バテ防止、解消に効果があるといわれています。
 ゴーヤの魅力ともいえる苦みですが、食べやすくしたい場合には、さっと茹でて、冷水にとり、水けを切って使いましょう。冷水にさらす時間を長くすると、さらに苦みが和らぎます。ご紹介した料理のように、油を使って炒めたり、卵と合わせてもまろやかになります。また今回は使いませんでしたが、キムチを加えて、唐辛子とにんにくを効かせるのもおいしいでしょう。
 ゴーヤの苦みと同様に、アルコールにも食欲増進作用があります。食欲の落ちてしまう大人の場合は、食前酒を少々頂くのも良い方法かもしれません。
 ちなみに私は…夏バテ知らずです。暑い日も、「料理で火を使うと暑いよなー」とは思いますが、暑さで食欲が減退することはありません。風邪を引いてもお腹は空くタイプで、食べたくないのは本当に胃が痛いとき(年に1回あるかどうか…)か、二日酔い(これは時々あります…)のときだけです。だから栄養士という職業についたのかもしれませんね。
 私も含めて、「夏はバテないように食べなくちゃ!」といって、暑くてもしっかり食べられる皆さん、夏太りには気をつけましょう!?

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