SPORTSよこはまVol.24:特集(2/4)
2011トライアスロン世界選手権シリーズ横浜大会は延期日程が決定!
9月18日(日)エイジの部
9月19日(月・祝)エリートの部
あこがれはアイアンマン
篠原 三陽(しのはら みはる)さん
■去年はリレーでトライアスロンに出場
小さい頃から鉄人という言葉にあこがれていて、ずっとやりたいなと思っていました。でも自転車に乗れないのでホノルルトライアスロンのリレー(3人で3種目を分担して走る)に友達と出ようとしていたんですが、それも実現せずにいたんです。第29回横浜マラソンで知り合った方にスクールを紹介されて、一緒に練習させてもらったり色々話しているうちに国内の大会でもリレーがあるというのを知り、昭和記念公園のリレーと沼津の駅伝大会に出ました。それからコーチと知り合って自転車を教えてもらい、一人で出ようと決心して自転車を購入しました。また、30代前半からマラソンをやっています。横浜マラソンも毎回参加していますが、最近のマラソンブームでエントリーが大変で、トライアスロンだったらまだ競技人口が少ないかもということもあって始めました。
■楽しさは達成感
楽しさは達成感ですね。リレーの大会に出たとき、仲間と協力してゴールした達成感は特別なものがありました。それからスクールが楽しいですね。いい仲間に巡り合えたと思います。まだ1人でゴールしたことはないのですがその達成感も味わってみたいです。
■横浜大会には運命的なものを感じました
デビュー戦をいつにするか考えていて、仲間に石垣島や大島の大会を勧められていたのですが、遠いなと思っていたところに地元横浜大会の話を聞いて「これだ!」と思いました。運命的なものを感じました。周りの人たちに言うと「横浜のどこで泳ぐの?」と聞かれたりしますが、山下公園で泳ぐということを東京の人たちに言って自慢したいですね。
■トライアスロンを始めてへこたれなくなりました
自転車に乗れない私が横浜大会を目指すということでコーチも必死に教えてくれています。自転車の練習で転んでケガをすることもありますが、多少のケガではへこたれなくなりました。心身ともに鍛えられましたね。それから時間の使い方を考えるようになりました。よく時間がないからトレーニングできないという方もいますが、朝に練習したり残業をしないようにするなど、無駄な時間をなくすようにしたらトレーニングの時間が作れるようになりました。
■目標はアイアンマン!
今後の目標はアイアンマンレース(225.995km)です! トライアスロンを始める前はトライアスロン=アイアンマンぐらいに思っていたのですが、仲間からフルマラソン走れるんだったらトライアスロンのオリンピックディスタンス(51.5km)の方が楽だよと言われました。今はまだピンときていませんが、横浜大会を完走できたら最終的には小さい頃からあこがれていたアイアンマンレースに出たいですね。
還暦のお祝いは“赤いヘルメット”
伊東 豊信(いとう とよのぶ)さん
■走っているうちに爽快感や達成感を感じるようになりました
25歳のときに青春時代の悩みがあって、そこから脱出しなければいけないということと、心身の健康のためにジョギングを始めました。もともとスポーツは何もやっていませんでした。
最初は5〜6キロ走るのもやっとでしたが、走っているうちに汗をかく爽快感や、ゴールする達成感を感じるようになりました。それから物事が前向きに展開してきて、スポーツをすることで人生に対して積極的になれました。39歳の時に初めてフルマラソンを体験してからすっかり虜となり、毎年1〜2回はフルマラソンに出場、これまでに45回は走っています。トライアスロンは40歳の時に仲間に誘われて、日産の追浜工場で行われた大会にスプリントで参加したのが最初です。
■トライアスロンの楽しさはゲーム感覚
トライアスロンの楽しさは何かというとゲーム感覚でしょうか。まずどんな道具を揃えようかと考える。レースに向けてその道具を調整したり、工夫したりするゲーム感覚のようなものがありますね。それと3種目あるので、気分が変わって飽きがこないということがありますね。私はロングのレースもやっていて、いわゆる「アイアンマンレース」です。1種目だけでも結構大変ですが、3種目を一日通して走ります。走ってみると単独のフルマラソンよりもトライアスロンの最後の42.195kmの方が苦しさはないんですよ。なぜかというと長い間、練習を積んできて、そして当日朝7時頃にスタートして14時間ほど頑張ってきて、やっとゴールできる開放感。肉体的にはきついんですが精神的にはすごく楽しいですね。不思議なんですが、参加者の皆さんそう言いますね。
■続けるコツはタイムにこだわらないで、その中で楽しみを見つけること
先日60歳になりましたが、家族から還暦のお祝いに“赤いちゃんちゃんこ”ではなく“赤いヘルメット”をもらいました。体力的にロングはやってもあと数年が限界かな? という気もしますが、51.5キロの方は体の動く限りやっていきたいと思っています。70歳ぐらいまではできるかな? 家族の理解も得て、可能な限り続けていきたいと思います。
続けるコツはタイムにこだわらないで、苦しみの中に楽しみを見つけることなんですね。自分で目標を決めてそれに向かって努力をする。苦しいけどがんばる、くじけない。そして目標を達成したときの喜び、達成感というのがとても大きいですね。それは自分に対する自信にもなるし、仕事にも人生にも影響してくると思います。
距離の種類 スイム バイク ラン 合計 ITUスプリント・ディスタンス 0.75km 20km 5km 25.75km ITUオリンピック・ディスタンス 1.5km 40km 10km 51.5km ITUロング・ディスタンス 3km 80km 20km 103km アイアンマンレース 3.8km 180km 42.195km 225.995km
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- 横浜熱闘倶楽部3チーム
期待の新戦力 - 特集 「トライアスロンの街」横浜
- トライアスロンコースディレクター 水畑氏に聞く 横浜大会コースのポイント
- トライアスロン世界選手権シリーズ横浜大会エイジ(一般)の部出場の市民トライアスリートに聞く!
- トライアスロンナショナルチームメンバーにインタビュー!
- 5月14日(土)は「2011トライアスロン世界選手権シリーズ横浜大会」エリートの部を観戦しよう!!
- 新連載企画 トライアスロンに挑戦
- 挑戦者大募集!
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森林インストラクター 高橋 良寿さん - 横浜市体育協会だより
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2011トライアスロン世界選手権シリーズ横浜大会は延期日程が決定!
9月18日(日)エイジの部
9月19日(月・祝)エリートの部
あこがれはアイアンマン
篠原 三陽(しのはら みはる)さん
■去年はリレーでトライアスロンに出場
小さい頃から鉄人という言葉にあこがれていて、ずっとやりたいなと思っていました。でも自転車に乗れないのでホノルルトライアスロンのリレー(3人で3種目を分担して走る)に友達と出ようとしていたんですが、それも実現せずにいたんです。第29回横浜マラソンで知り合った方にスクールを紹介されて、一緒に練習させてもらったり色々話しているうちに国内の大会でもリレーがあるというのを知り、昭和記念公園のリレーと沼津の駅伝大会に出ました。それからコーチと知り合って自転車を教えてもらい、一人で出ようと決心して自転車を購入しました。また、30代前半からマラソンをやっています。横浜マラソンも毎回参加していますが、最近のマラソンブームでエントリーが大変で、トライアスロンだったらまだ競技人口が少ないかもということもあって始めました。
■楽しさは達成感
楽しさは達成感ですね。リレーの大会に出たとき、仲間と協力してゴールした達成感は特別なものがありました。それからスクールが楽しいですね。いい仲間に巡り合えたと思います。まだ1人でゴールしたことはないのですがその達成感も味わってみたいです。
■横浜大会には運命的なものを感じました
デビュー戦をいつにするか考えていて、仲間に石垣島や大島の大会を勧められていたのですが、遠いなと思っていたところに地元横浜大会の話を聞いて「これだ!」と思いました。運命的なものを感じました。周りの人たちに言うと「横浜のどこで泳ぐの?」と聞かれたりしますが、山下公園で泳ぐということを東京の人たちに言って自慢したいですね。
■トライアスロンを始めてへこたれなくなりました
自転車に乗れない私が横浜大会を目指すということでコーチも必死に教えてくれています。自転車の練習で転んでケガをすることもありますが、多少のケガではへこたれなくなりました。心身ともに鍛えられましたね。それから時間の使い方を考えるようになりました。よく時間がないからトレーニングできないという方もいますが、朝に練習したり残業をしないようにするなど、無駄な時間をなくすようにしたらトレーニングの時間が作れるようになりました。
■目標はアイアンマン!
今後の目標はアイアンマンレース(225.995km)です! トライアスロンを始める前はトライアスロン=アイアンマンぐらいに思っていたのですが、仲間からフルマラソン走れるんだったらトライアスロンのオリンピックディスタンス(51.5km)の方が楽だよと言われました。今はまだピンときていませんが、横浜大会を完走できたら最終的には小さい頃からあこがれていたアイアンマンレースに出たいですね。
還暦のお祝いは“赤いヘルメット”
伊東 豊信(いとう とよのぶ)さん
■走っているうちに爽快感や達成感を感じるようになりました
25歳のときに青春時代の悩みがあって、そこから脱出しなければいけないということと、心身の健康のためにジョギングを始めました。もともとスポーツは何もやっていませんでした。
最初は5〜6キロ走るのもやっとでしたが、走っているうちに汗をかく爽快感や、ゴールする達成感を感じるようになりました。それから物事が前向きに展開してきて、スポーツをすることで人生に対して積極的になれました。39歳の時に初めてフルマラソンを体験してからすっかり虜となり、毎年1〜2回はフルマラソンに出場、これまでに45回は走っています。トライアスロンは40歳の時に仲間に誘われて、日産の追浜工場で行われた大会にスプリントで参加したのが最初です。
■トライアスロンの楽しさはゲーム感覚
トライアスロンの楽しさは何かというとゲーム感覚でしょうか。まずどんな道具を揃えようかと考える。レースに向けてその道具を調整したり、工夫したりするゲーム感覚のようなものがありますね。それと3種目あるので、気分が変わって飽きがこないということがありますね。私はロングのレースもやっていて、いわゆる「アイアンマンレース」です。1種目だけでも結構大変ですが、3種目を一日通して走ります。走ってみると単独のフルマラソンよりもトライアスロンの最後の42.195kmの方が苦しさはないんですよ。なぜかというと長い間、練習を積んできて、そして当日朝7時頃にスタートして14時間ほど頑張ってきて、やっとゴールできる開放感。肉体的にはきついんですが精神的にはすごく楽しいですね。不思議なんですが、参加者の皆さんそう言いますね。
■続けるコツはタイムにこだわらないで、その中で楽しみを見つけること
先日60歳になりましたが、家族から還暦のお祝いに“赤いちゃんちゃんこ”ではなく“赤いヘルメット”をもらいました。体力的にロングはやってもあと数年が限界かな? という気もしますが、51.5キロの方は体の動く限りやっていきたいと思っています。70歳ぐらいまではできるかな? 家族の理解も得て、可能な限り続けていきたいと思います。
続けるコツはタイムにこだわらないで、苦しみの中に楽しみを見つけることなんですね。自分で目標を決めてそれに向かって努力をする。苦しいけどがんばる、くじけない。そして目標を達成したときの喜び、達成感というのがとても大きいですね。それは自分に対する自信にもなるし、仕事にも人生にも影響してくると思います。
距離の種類 スイム バイク ラン 合計 ITUスプリント・ディスタンス 0.75km 20km 5km 25.75km ITUオリンピック・ディスタンス 1.5km 40km 10km 51.5km ITUロング・ディスタンス 3km 80km 20km 103km アイアンマンレース 3.8km 180km 42.195km 225.995km