SPORTSよこはまVol.32:特集(1/4)
文献に残っている記録によると、日本における本格的な国際水泳競技は、明治31(1898)年、横浜港の現大桟橋の付け根部分にあたる西波止場の外国人水泳場で、日本泳法の水府流太田派の生徒と横浜外国人クラブの横浜アマチュア・ローイングクラブが対抗戦を行い、日本が2勝1敗で優勝を果たしたとあります。
季節はまさに水泳シーズン。
横浜には、期間営業の屋外プール、通年営業の屋内プール、そして海水浴場があります!!
競技スポーツ、生涯スポーツ、そしてレクリエーション!!
…今年の夏、プール、海水浴場などでのルールを守って、安全に、思いっきり泳いで楽しみましょう!!
取材協力・写真提供●横浜水泳協会 写真中邨啓二 取材・文●吉山博之(公益財団法人横浜市体育協会)
大正15(1926)年8月、横浜二中(現横浜翠嵐高校)に県内初の25mプールが完成しました。ここを中心に、県内各校の水泳愛好者の方々が集い、水泳競技発展のために活動し、昭和2(1927)年、横浜水泳協会の前身団体を設立しました。
初めて開催された市民大会(横浜市民水上大会)は昭和3(1928)年。会場の横浜二中プールの周りを見物人が取り囲むという盛況の中で実施されました。
昭和5年(1930)年には昭和天皇の大典を祝って、湧水を利用した元町プールが建設されました。このプールは当時横浜唯一の公認プールとして、第4回から第12回まで市民水上大会が開催されました。
昭和24(1949)年には、横浜ではじめての国民体育大会開催にあわせて、野毛山プールが完成。50m8コース・水深180cmの競泳プールに加え、10mの飛び込み台からなるこの公認プールは、なんと1万人収容のスタンドが設置されていました。
戦後の日本水泳界の立役者であった古橋広之進選手などもこの年9月に開催された国民体育大会に出場したこともあり、連日会場は、満員の盛り上がりでした。
そして、横浜で本格的な国際水泳競技が開催されてからちょうど100年後の平成10(1998)年、国際大会の開催できる本格的な室内プール・横浜国際プールが都筑区に完成しました。
平成14(2002)年に開催された第9回パンパシフィック横浜大会、平成18(2006)年に開催されたFINAシンクロナイズドスイミングワールドカップがそれぞれ開催され、市民に大きなインパクトを与えました。
世界大会の開催される同じプールで、市民水泳競技大会なども開催されており、水泳愛好者は横浜国際プールで泳ぐことを目標にしており、このプールの存在がますます重要になっています。
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横浜からのパラリンピック選手 - 横浜熱闘倶楽部
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- 今年の夏はおもいっきり屋外プール!!
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初心者向けのクロールの基本 - 幼児や泳ぎが得意でない子供へのワンポイントアドバイス
- Feature
Yokohama and Swimming - History of swimming in Yokohama and Yokohama Swimming Association
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Honmoku Shimin Pool & the Yokohama Pool Center - One-point advice for adults: Basic crawl for beginners
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文献に残っている記録によると、日本における本格的な国際水泳競技は、明治31(1898)年、横浜港の現大桟橋の付け根部分にあたる西波止場の外国人水泳場で、日本泳法の水府流太田派の生徒と横浜外国人クラブの横浜アマチュア・ローイングクラブが対抗戦を行い、日本が2勝1敗で優勝を果たしたとあります。
季節はまさに水泳シーズン。
横浜には、期間営業の屋外プール、通年営業の屋内プール、そして海水浴場があります!!
競技スポーツ、生涯スポーツ、そしてレクリエーション!!
…今年の夏、プール、海水浴場などでのルールを守って、安全に、思いっきり泳いで楽しみましょう!!
取材協力・写真提供●横浜水泳協会 写真中邨啓二 取材・文●吉山博之(公益財団法人横浜市体育協会)
大正15(1926)年8月、横浜二中(現横浜翠嵐高校)に県内初の25mプールが完成しました。ここを中心に、県内各校の水泳愛好者の方々が集い、水泳競技発展のために活動し、昭和2(1927)年、横浜水泳協会の前身団体を設立しました。
初めて開催された市民大会(横浜市民水上大会)は昭和3(1928)年。会場の横浜二中プールの周りを見物人が取り囲むという盛況の中で実施されました。
昭和5年(1930)年には昭和天皇の大典を祝って、湧水を利用した元町プールが建設されました。このプールは当時横浜唯一の公認プールとして、第4回から第12回まで市民水上大会が開催されました。
昭和24(1949)年には、横浜ではじめての国民体育大会開催にあわせて、野毛山プールが完成。50m8コース・水深180cmの競泳プールに加え、10mの飛び込み台からなるこの公認プールは、なんと1万人収容のスタンドが設置されていました。
戦後の日本水泳界の立役者であった古橋広之進選手などもこの年9月に開催された国民体育大会に出場したこともあり、連日会場は、満員の盛り上がりでした。
そして、横浜で本格的な国際水泳競技が開催されてからちょうど100年後の平成10(1998)年、国際大会の開催できる本格的な室内プール・横浜国際プールが都筑区に完成しました。
平成14(2002)年に開催された第9回パンパシフィック横浜大会、平成18(2006)年に開催されたFINAシンクロナイズドスイミングワールドカップがそれぞれ開催され、市民に大きなインパクトを与えました。
世界大会の開催される同じプールで、市民水泳競技大会なども開催されており、水泳愛好者は横浜国際プールで泳ぐことを目標にしており、このプールの存在がますます重要になっています。