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SPORTSよこはまVol.41:横浜ビー・コルセアーズメディカルトレーナー日誌[スポーツ現場のあれこれを綴る帯同記]

横浜ビー・コルセアーズ メディカルトレーナーの現場から

横浜市スポーツ医科学センター 理学療法士 玉置 龍也

横浜市スポーツ医科学センター 理学療法士 玉置 龍也ケガの予防〜テーピング〜

 シーズンが始まると、トレーナーとしては突発的な外傷が心配です。積み重なる負担で生じ、予防も可能な障害に対し、突発的に起こる外傷は関節の柔軟性や体の使い方である程度の予防が可能(2013年4月号)であるものの、やはり避け得ない事故のような側面もあります。特に足関節ねんざはバスケットボールで最も頻発するケガの1つで、ひどいと1ヶ月以上休む場合もあります。
 選手には予防のために足首や足のケアを積極的に行いますが、それ以外にはテーピングを使用します。そのお陰か、激しい練習で足首を捻ってしまっても、大抵は数日以内に復帰しています。テーピングの効果は、例えケガが起きても程度を軽減してくれることにあります。
 予防に有効なテーピングですが、注意が必要な点もあります。足首は本来十分に曲がって安定する関節なので、つま先の上げ下ろしの動きを妨げないよう、ねんざにつながる横方向のみをテープでサポートする必要があります。ギプスのように固いテーピングは、足首の動きを制限することで関節を硬くしてしまい、結果的にテーピングなしでは安定させられない関節を作ってしまうことになります。
 横浜ビー・コルセアーズとスポーツ医科学センターでは、こうした注意点をお伝えすべく3月8日と15日にテーピング講習会を開催します(こちらを参照)。ご興味のある方はぜひご参加ください。

捻挫予防のテーピングを巻く後藤トレーナー(左)宮内トレーナー(右) 捻挫予防のテーピングを巻く後藤トレーナー(左)宮内トレーナー(右)
捻挫予防のテーピングを巻く後藤トレーナー(左)宮内トレーナー(右)

横浜ビー・コルセアーズ メディカルトレーナーの現場から

横浜市スポーツ医科学センター 理学療法士 玉置 龍也

横浜市スポーツ医科学センター 理学療法士 玉置 龍也ケガの予防〜テーピング〜

 シーズンが始まると、トレーナーとしては突発的な外傷が心配です。積み重なる負担で生じ、予防も可能な障害に対し、突発的に起こる外傷は関節の柔軟性や体の使い方である程度の予防が可能(2013年4月号)であるものの、やはり避け得ない事故のような側面もあります。特に足関節ねんざはバスケットボールで最も頻発するケガの1つで、ひどいと1ヶ月以上休む場合もあります。
 選手には予防のために足首や足のケアを積極的に行いますが、それ以外にはテーピングを使用します。そのお陰か、激しい練習で足首を捻ってしまっても、大抵は数日以内に復帰しています。テーピングの効果は、例えケガが起きても程度を軽減してくれることにあります。
 予防に有効なテーピングですが、注意が必要な点もあります。足首は本来十分に曲がって安定する関節なので、つま先の上げ下ろしの動きを妨げないよう、ねんざにつながる横方向のみをテープでサポートする必要があります。ギプスのように固いテーピングは、足首の動きを制限することで関節を硬くしてしまい、結果的にテーピングなしでは安定させられない関節を作ってしまうことになります。
 横浜ビー・コルセアーズとスポーツ医科学センターでは、こうした注意点をお伝えすべく3月8日と15日にテーピング講習会を開催します(こちらを参照)。ご興味のある方はぜひご参加ください。

捻挫予防のテーピングを巻く後藤トレーナー(左)宮内トレーナー(右) 捻挫予防のテーピングを巻く後藤トレーナー(左)宮内トレーナー(右)
捻挫予防のテーピングを巻く後藤トレーナー(左)宮内トレーナー(右)