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SPORTSよこはまVol.36:横浜ビー・コルセアーズメディカルトレーナー日誌[スポーツ現場のあれこれを綴る帯同記]

横浜ビー・コルセアーズ メディカルトレーナーの現場から

横浜市スポーツ医科学センター 理学療法士 玉置 龍也

横浜市スポーツ医科学センター 理学療法士 玉置 龍也足関節ねんざ

 今回はバスケットボールで起こりがちなケガ、足関節ねんざについてです。
 足関節ねんざに多いのは、足を内側に捻り(足の甲が外を向く)、関節を支える靱帯を痛めることです。軽く済む場合もありますが、痛みでまともに歩けない場合は3〜4週程度、足がつけない場合は1ヶ月以上かかる場合もあります。ある程度痛みを抱えながらでもプレーできる場合もありますが、後遺症を残しやすく非常に厄介なケガの一つです。
 予防としては、捻る動きをテーピングで固定することで、ケガの重症度を抑えられます。ビーコルでは選手全員がテーピング(もしくはブレース)を必須とし、重症な外傷の予防に努めています。ただ、 一般には常にテーピングを使うのは難しい場合もあります。その他の予防法として、足首の柔軟性を保ち、運動中も足首をきちんと曲げて使うことが重要です。足首は曲げた位置が最も安定します。

足関節ねんざ

 また、 捻る動きにはつま先が下がる動きも含まれるため、つま先が下がらないよう保つことでひどく捻る可能性を減らせます。
 ねんざが起きてしまった場合は、最初に腫れを出さないようにすることが肝心です。安静、アイシング、圧迫、挙上を行うRICE処置を3日間は頻繁に行います。凍傷に考慮し、 1〜2時間に1回20分をめどに実施しましょう。運動に復帰できた場合も、受傷後10日間程度は軽い炎症が続くこともあるので、運動後のアイシングは欠かさないようにしましょう。

横浜ビー・コルセアーズ メディカルトレーナーの現場から

横浜市スポーツ医科学センター 理学療法士 玉置 龍也

横浜市スポーツ医科学センター 理学療法士 玉置 龍也足関節ねんざ

 今回はバスケットボールで起こりがちなケガ、足関節ねんざについてです。
 足関節ねんざに多いのは、足を内側に捻り(足の甲が外を向く)、関節を支える靱帯を痛めることです。軽く済む場合もありますが、痛みでまともに歩けない場合は3〜4週程度、足がつけない場合は1ヶ月以上かかる場合もあります。ある程度痛みを抱えながらでもプレーできる場合もありますが、後遺症を残しやすく非常に厄介なケガの一つです。
 予防としては、捻る動きをテーピングで固定することで、ケガの重症度を抑えられます。ビーコルでは選手全員がテーピング(もしくはブレース)を必須とし、重症な外傷の予防に努めています。ただ、 一般には常にテーピングを使うのは難しい場合もあります。その他の予防法として、足首の柔軟性を保ち、運動中も足首をきちんと曲げて使うことが重要です。足首は曲げた位置が最も安定します。

足関節ねんざ

 また、 捻る動きにはつま先が下がる動きも含まれるため、つま先が下がらないよう保つことでひどく捻る可能性を減らせます。
 ねんざが起きてしまった場合は、最初に腫れを出さないようにすることが肝心です。安静、アイシング、圧迫、挙上を行うRICE処置を3日間は頻繁に行います。凍傷に考慮し、 1〜2時間に1回20分をめどに実施しましょう。運動に復帰できた場合も、受傷後10日間程度は軽い炎症が続くこともあるので、運動後のアイシングは欠かさないようにしましょう。