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    イベントレポート

女子7種競技の日本記録保持者中田有紀さんによる特別授業

by :横浜市体育協会:港北区連携担当

 2月14日(木)JOCパートナー都市協定事業の一環とスポーツ振興を目的として、女子七種競技の日本記録保持者中田有紀さんによる特別授業「スポーツから得たこと・学んだこと」が横浜市立篠原西小学校(港北区)で行われました。
 篠原西小学校は、体力テスト結果の中でもハンドボール投げの記録が横浜市平均よりも低く、「投げる力」を伸ばすことが学校課題として挙がっていました。


【中田有紀氏プロフィール】
 混成種目女子七種競技(100mハードル、走高跳、砲丸投、200m、走幅跳、やり投、800mの合計得点を競う競技)の日本記録保持者。2004年のアテネオリンピックでは七種競技史上初の日本人選手として出場し、2010年の日本選手権では七種競技で9連覇を果たす。


オリンピックの話などをしていただきました

 中田さんは、講話の中で「苦手なものは伸びる可能性が十分にあります。混成種目という競技をしているからこそ、得意種目をより伸ばしたいという気持ちもありますが、それと同様に苦手種目にも努力をして練習をすることで、克服できた時の達成感を味わうことが出来ます。スポーツに限らず、勉強でも同じような気持ちを持って取り組んでいってもらいたいですね。」と、自らの経験から得た物事への取り組み方を子どもたちに伝えていました。


走り方をオリンピック選手から直接指導!

・ウォーミングアップ
 中田さんは普段の走り方を見て、スタートの合図で緊張して一回動きを止めてしまっている動きの子供が多いことから、上半身の力を抜いて前傾姿勢を作り、傾きに身を任せてスタートをするスムーズな走り方を教えていました。実施した子どもたちからは、「速く走れている」「体が楽に動かせる」といった言葉が聞かれていました。


コツをつかんで遠くまで投げられました

・ボールの投げ方教室
 ボールの投げ方教室では「体をスムーズに動かす」ことに視点を置いて教えると、すぐに子供たちのボールの飛距離が伸び、体の動かし方一つで記録が変わることが実感できたようでその後も熱心に練習していました。


実際に投球していただきました!

 今後は中休み等で投げ方の復習等を行い、次の体力テストに向けて練習を重ねていくそうです。