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    イベントレポート

bjリーグ プレイオフカンファレンスセミファイナル 横浜ビー・コルセアーズvs秋田ノーザンハピネッツ(GAME 1)

by :スポーツ情報センター:sekki

 横浜ビー・コルセアーズは、参入初年度ながらレギュラーシーズンを31勝21敗、2位という成績、特に3月25日の千葉ジェッツ戦(横須賀)を97-80で勝利してから最終戦までを怒涛の9連勝で勝ち進み、勢いを保ち続けた状態でカンファレンスセミファイナル初戦に臨みました。
 横浜市内での試合は3月10日(土)横浜国際プールでの京都ハンナリーズ戦、横浜文化体育館に至っては1月7日(土)の埼玉ブロンコス戦以来とあり、試合開始前から横浜の熱いブースターが会場の雰囲気を最高潮に盛り上げました。  対戦相手の秋田ノーザンハピネッツはイースタンカンファレンス3位。1stラウンドでは仙台89ERS相手に初戦を落としたものの第2戦・第3戦を勝利し進出。レギュラーシーズンでのビーコルとの対戦は4戦全敗。雪辱に燃える熱心なブースターは、平日のナイトゲームにもかかわらず遠い横浜まで駆けつけ、ハピネッツピンクを身にまとい後押ししました。


 前半の見どころは、第1クォーターからいきなり攻守が激しくなる中、途中から投入された#73久山智志選手(写真)。起用に応える3Pシュートを決めます。なお反撃を受けるも再び久山選手の3Pシュートが決まると、そこから流れは一気にビーコルへ。前半を41-30で折り返しました。


 前半の勢いや流れは後半も途切れることはなく、加えてリーグナンバー1のビーコルディフェンス力が秋田をさらに苦しめます。第3クォーターまでに66-42とリードし、最後の10分間を迎えます。しかしそう簡単に勝たせてくれないのが、名称・中村和雄ヘッドコーチ率いる秋田の底力。ビーコルも決して油断したわけではありませんが、目覚めた秋田の攻撃力にビーコルは徐々に押されはじめます。それでも流れに押し潰されずギリギリのところで耐え、第4クォーターは20-32で失ったものの、86-74で大事な第1戦を制することができました。

 試合後の秋田・中村ヘッドコーチは「力不足。打つ手がない」とコメントしたものの、次戦に向けた課題や手応えを密かに感じていた印象でした。

試合後のビーコル会見(要旨)
レジー・ゲーリーヘッドコーチ—横浜にとって初めてのプレイオフ、ここまでたどり着けたこと、そして勝てたことが嬉しいです。ですが第4クォーターのフィニッシュの仕方は満足するものではありません。(チームにとって)大きかったのは久山選手が入ってきて(勝利に)大きく貢献したことです。
キャプテン #3 蒲谷正之選手—秋田とは(レギュラーシーズン)4戦4勝でしたが、決して気の抜けないチームだと思っていたので勝てたことはとても嬉しいですが、2つ勝って1勝なので、勝ったという実感もないですし、明日もう1つ勝ってはじめて秋田に勝ったんだと自覚しようと思います。
#73 久山智志選手—蒲谷選手のファールトラブルがあってチャンスが回ってきました。レギュラーシーズンを通してたくさんのことを学ばせてもらい、今日はそれがしっかりと果せたのではないかと思っています。(最近3Pシュートの精度が下がっていた中で今日は3本決めた。気合が入っていたということか?)—プレイオフに対して興奮はしていましたが、いつも通りです。特にいつもと変わった感じはありませんでした。
#2 ドゥレイロン・バーンズ選手—コーチが言った通り3クォーター半まではいいバスケをしました。どのチームも勢いに乗る場面がありますが、秋田はそれを最後にやったということです。(今日は積極的にシュートしていたが、前から考えていたことか?)—もちろんアグレッシブに行こうと心がけていますが、チームが必要なプレーは何でもしたいと思っていて、特にコーチが自分のためのプレーなどをコールしたときになおさらアグレッシブにいきたいと心がけています。

GAME 2・GAME 3につづく(近日公開)

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