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    イベントレポート

「HOOP」でつなぐ仲間の輪 HAMA HOOP バスケットボールサマーキャンプin赤城2009

by :hossy

 今年で3年目を迎える群馬県昭和村でのバスケットボールサマーキャンプが、8月4日〜7日の3泊4日で開催されました。

今年も熱いバスケキャンプ、開幕です!

 本事業は、横浜や東京からの子供たちと、地元群馬県の子供たちが一同に集まり、バスケットボールの最新シュートスキルやドリブルスキル等を学ぶとともに、バスケットボールを通じて交流を図り、仲間づくりや子供たちの健全育成を目的として実施されています。今年度は横浜、東京をはじめ、群馬県や他県からの参加者も多数参加され、総勢150名で行われました。
 初日の4日は朝7時に横浜文化体育館に集合し、バスに乗って一路群馬県昭和村へ移動です。
 11時過ぎに横浜市少年自然の家赤城林間学園に到着して入園式を行い、学園の職員から学園の生活について説明を受けました。
 昼食を挟み、午後からいよいよバスケットボールの練習開始です。練習初日ということもあり、子供たちは少し緊張気味の様子で表情が硬かったのですが、練習が進むにつれ、少しずつ慣れてきたようで、楽しい雰囲気で練習が進みました。
 コーチングスタッフには元全日本代表選手の大原輝隆氏、ミュンヘン五輪の日本チームの主将として活躍し同五輪の得点王にも輝いた谷口正朋氏を迎え、世界に通用する技術の練習方法等について子ども達の目線に立って、わかりやすく指導してくださいました。

最新のスキルを指導する大原氏 世界トップクラスのシューティングを
指導する谷口氏

 夕方に練習を終了し、学園に戻って楽しい夕食です。学園の食事は毎食バイキング形式で、地元の新鮮野菜を中心にバランスのとれたメニューが用意されています。


練習後は地元の食材をふんだんに使われたおいしい食事でしっかり栄養補給。

 大きなお風呂で汗を流した後、20時からミーティングを行い本日の練習の振り返りをしました。
 ミーティング後はみんなで就寝準備、同じ部屋のお友達と力を合わせて布団を敷き、明日の練習に備えて21時30分には消灯です。おやすみなさいzzz


夜は今日の練習の振り返りをします。

 翌日は朝6時に起床。清々しい森の朝の中、6時30分に広場に集合して体操を行います。
 身体が目覚めたところで、7時から朝食をとります。
 9時から2日目の練習を開始。地元群馬県からも、ミニバスケチームに所属している小学生や、昭和中学校、沼田西中学校のバスケットボール部の部員が参加して、総勢100名を超える大練習会となりました。
 お昼の休憩では、練習会場の社会体育館の隣にある「地域活性化センター」に移動してお弁当を食べ、午後の練習に備えて一休み。
 だんだんと疲れも出始めた参加者も出てきたようですが、続く午後の練習でも、そのような弱音を吐かず、みなさん一生懸命に励みました。

 3日目は今までの練習の成果を発揮する場として「赤城カップ」という交流試合を行います。10時からの開会式では、昭和村の加藤村長、板橋教育長より挨拶をいただき、いよいよ試合開始。小学生の部、中学生の部に分かれて白熱した試合が行われました。


昭和村加藤村長より挨拶

 チーム分けは全参加者をミックスし、その場で即席のチームを作ります。最初は初めて顔を合わせるメンバーのため上手く連携できない場面も見られましたが、試合を重ねるたびに「ディフェンスではこうしよう」、「次はしっかりとパスを回していこう」など徐々にコミュニケーションがとれ、チームワークが高まってきた様子です。まさしく純粋なる“チームワーク”です。この経験は今後絶対に役立つことでしょう!

白熱する「赤城カップ」が繰り広げられました。

 お昼の休憩時には村長よりスイカの差し入れをいただきました。口にした子ども達から「あま〜い!」「おいしい!」と予想以上の美味しさにびっくりしていました。


あまりの美味しさにびっくり!

 大会終了後は「一緒にプレーできて楽しかったね」「また来年も会おうね」という声も聞こえ、連絡先の交換を行ったりして、バスケットボールの仲間の輪が広がったようです。
 第11回参加者には、市体協80周年の記念タオルと、ペットボトル、昭和村よりいただいた生でも食べられる新鮮トウモロコシなどを参加賞として贈呈しました。


昭和村の「味」をお土産に。 赤城カップ終了後、シューティングゲームで盛り上がりました。

 4日目、最終日は練習に行く前に宿泊でお世話になった林間学園の清掃を行ったのち、退園式に臨みました。
 新木園長より「また来年も来てください」とのご挨拶をいただき、お昼過ぎにいよいよ昭和村を出発。
 ところが、横浜への帰路につく直前に、思いもよらぬステキなプレゼントがありました。
 このキャンプに参加した子供たちのために、昭和村役場職員が、毎朝仕事前に捕まえてくれたカブトムシと、村の名産であるこんにゃくや味噌の詰め合わせがプレゼントされたのです!
 この温かいおもてなしに、子供たち大喜び!
 わずか4日間でしたが、元気に帰ってきた子供たち——4日前より少しは大きくなったかな?


とても短く感じたキャンプでした。