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    イベントレポート

【写真速報】第27回横浜国際女子駅伝

by :スポーツ情報センター記者

 2月22日(日)、横浜赤レンガ倉庫を発着とした「第27回横浜国際女子駅伝」が行われ、日本ナショナルチームが05年大会以来となる通算10回目の優勝を飾り、27回を数えた同大会の有終の美を飾りました。

気温こそやや低かったものの晴天に恵まれ多くの来場者でにぎわいを見せた

発着点の横浜赤レンガ倉庫には様々なブースや売店が設けられ、
8月に開催される「2009横浜国際トライアスロン大会」ブースにも、たくさんの人が訪れた

横浜市消防音楽隊の演奏
スタート前の空気を和ませた

沿道を彩る花の数々
大会終了後には来場者へプレゼントされた

日本ナショナルチームの第1走者・小林祐梨子選手
大役への期待とプレッシャーか、準備に余念がない

12:10 スタート

スタート地点に詰めかけた多くの人の声援を受けて、横浜の街を颯爽と駆け抜ける

サブイベントでは、横浜市内の小学校が参加するミニ駅伝が行われた

アンパンマンがスターターを務め、スタート

本戦に負けじと、こちらも横浜赤レンガ倉庫を颯爽と駆け抜ける

見事1位に輝いた横浜市立本郷小学校(栄区)に
横浜アンパンマンこどもミュージアムから応援にかけつけた
アンパンマンとばいきんまんから記念品が贈られました

FINALを締めくくる快走で1位のゴールテープを切った渋井陽子選手

1位でゴールした渋井選手を、日本ナショナルチームの選手が出迎える

地元・神奈川のアンカー・河口文選手

優勝インタビューで喜びを表す日本ナショナルチーム

横浜市長杯を高々と掲げる清水選手

日本の若きエース・小林選手

記者会見

小林祐梨子選手(千葉:豊田自動織機)[1区(5km)15:21]
「1区の役目としていい流れで渡せたと思います。(世界選手権ベルリン大会について)北京オリンピックから練習内容は一切変えてないので、この大会で一旦自分として区切りをつけて今から切り替えて、もう一回1500mのスピードをつけながらも、勝負としては5000mを目指しているので、世界選手権で決勝に残れるように成長していきたいと思います」

加納由理選手(東京:セカンドウィンドAC)[2区(10km)32:05]
「優勝という結果でいい思いをさせてもらえたと思います。1区(小林選手)はいい流れで来てくれたので、私も最大の力を発揮して走ろうと思いました。それがいい結果につながってよかったと思います」

清水裕子選手(千葉:積水化学)[3区(6km)19:30]
「昨日まではすごく緊張していましたが、今日は前半から思い切っていこう、気持ちで絶対負けないようにしてスタートしました。1区(小林選手)2区(加納選手)とすごくいい位置で持ってきてくれて、自分もその流れに乗ることができました。初めてのナショナルチームで優勝することができてとても嬉しいです」

小島一恵選手(京都:立命館大学)[4区(6km)19:01]
「昨年は自分のところで結構差を開けられてしまった、そのリベンジをしたかったので、先頭で(襷を)もらってそのままつなげたことはすごくよかったと思います。個人的に区間賞を狙っていたんですけど2秒差で取れなかったところがまだ甘いところなので、反省してまたがんばります」

木﨑良子選手(大阪:ダイハツ)[5区(10km)32:39]
「目標は後半までバテない走りをすることでしたが、前半がうまく乗り切れなくて後半もそのまま行ってしまった感じで差を詰められて、みんなががんばって開けてくれた差を少し縮めてしまったので、自分の力を発揮できたらよかったなと思いました。結果的に優勝へ結びついて本当によかったと思います」

渋井陽子選手(東京:三井住友海上)[6区(5.195km)16:29]
「みんながたくさん貯金をしてくれたので気持ちよく走ることができ、完全に勢いだけの走りだったので、本当にみんなに「ありがとうございました」と(言いたいです)。(世界選手権ベルリン大会に向けて)一番いいメダルを獲りにいきたいと思います」

浦田佳小里選手(岡山:天満屋)[補欠]
「日本チームのみんなの走りを見て「私も走りたい」と思ったし、このチームに入れたことを自信にして、またこれからもがんばっていきたいと思います」

コンスティナ・ディタ選手(ルーマニア、北京オリンピック・女子マラソン金メダリスト)[1区 16:34]のコメント

-レースを振り返って
今の私のコンディションを考えると、決して悪いとは思っていない。ロンドン(マラソン)へのトレーニングを積んでいる最中で、ある程度のタイムを出そうという気持ちだった。結果は悪いと思われるかもしれませんが、悲観的にはなっていません。

-レース直前の状態について
アメリカで高地トレーニングを積んでいて、4日前に来日しました。標高の差と時差の関係で体調は完ぺきというわけではありませんでした。私はマラソンが専門なので、5kmの短い距離という中で、このような結果になりました。

-同じ区間を走った小林選手について
彼女は若いし、強いし、素晴らしい選手だと思います。オリンピックでもどんどん出てくる選手になると思います。

最終結果

1位 日本 2:15:05
2位 ケニア 2:16:58
3位 関東・東京選抜 2:17:45
4位 九州選抜 2:18:43
5位 ロシア 2:19:23
6位 近畿選抜 2:20:00
7位 アメリカ 2:20:27
8位 北海道・東北選抜 2:21:06
9位 中国・四国選抜 2:21:10
10位 中国 2:22:42
11位 神奈川 2:23:42
12位 東海・北陸選抜 2:24:34
13位 ルーマニア 2:26:03
14位 フィンランド 2:36:42

☆ 横浜国際女子駅伝FINAL 最優秀選手賞 ☆

小林祐梨子選手(日本・1区)
キャロライン・チュブプトヌイ・キレル選手(ケニア・3区)

大会公式ホームページ(http://www.ntv.co.jp/yokohama-ekiden/)にて
本大会の詳細・結果をご覧いただけます