タイトルの通り、欧州各国でのシーズンも始まり、W杯予選も各地で大詰めを迎えている。
南米ではブラジルが一番乗りでW杯出場を決めた。それもアウェイで、ライバルのアルゼンチンを破ってである。さすがである。
そんな中、9月5日には日本代表がオランダ代表と親善試合を行なった。TV観戦を通してまず最初に思ったことは、これはビデオの倍速じゃないかなということだった。日頃Jリーグを見慣れているせいか、両チームのスピードには少し驚いた。オランダだけでなく日本もそのスピードにしっかり対応していたのだが、どこかで変化をつけなければ体力的に一試合はもたないだろうと感じた。確かに選手のモチベーションはとても高く、特に前半は試合の入り方が良かっただけに、そのままの流れで押し切れた。しかし、世界の超一流国は違った。結果は0-3。今の時点ではこれで良かったとも言える。オランダを本気にさせ、その実力を肌で感じることができたからだ。問題はこれから来年の本番までの間に、どのような準備をし、何をしていくかである。このゲームを見る限りでは、試合の流れの中で変化をつけられる選手は中村俊輔だけであった。
目指すサッカーの方向性は間違っていないと思うが、試合中のどこで力を使うかをチームとして共通認識していくことによって、チーム力を成熟させていかなければならないだろう。
一方国内では、ナビスコカップの準決勝が行なわれ、決勝進出の2チームが決まった。横浜F・マリノスは、第1戦を0-2で落とし、迎えたホームでの2戦目で1点先制しながらも川崎Fの挑発に乗ってしまい、GKが退場になるという自滅ぶりを披露した。これを「若さ」の一言では片付けてほしくない。試合中に今何をしなければならないのかという「判断力」が欠如しているのに他ならないからだ。しかも本来ならば、インプレー中に発揮してほしい「判断力」であるのに、今回はアウトオブプレー中にミスを起こしてしまった。日頃の練習からしっかり鍛えなおしてほしいと思う。
日本では年末にかけてシーズンもクライマックスを迎え、来年の元旦に行なわれる天皇杯決勝でシーズンは終わるのだが、欧州では春までシーズンが続いていく。1年中日本でサッカーを楽しむという意味では、欧州に合わせて無理に秋~春シーズンにしなくてもいいのかもしれない…。

南アフリカワールドカップまであとわずか・・・。日本はどこまで欧州に近づけるのか。
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