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木村和司のシュート
[2009年3月12日Up]
Vol.12「 2009 Jリーグ開幕! 」

 3月7日(土)のJリーグ開幕戦、鹿島アントラーズVS浦和レッズの試合に仕事で行ってきた。富士ゼロックス スーパーカップで順調な仕上がりを見せていたアントラーズが2-0で快勝。史上初の3連覇に向けて好スタートを切った。とにかく、際立っていたのはアントラーズの強さ。その分厚い守備と鋭い攻撃の前に、レッズは完全に圧倒されていた。アントラーズはチームの完成度が非常に高く、昨季と変わらぬメンバー構成だけに、誰もがやるべきことをわかっていて、選手が互いにわかり合っている。守るときは守り、攻めるときは攻めるという、あらゆる状況での意思統一が図れている。そのうえ、攻守の切り替えが速く、連覇した昨季からまた一段とチームは成熟している。J3連覇という偉業はかつて一度も達成されていないが、その目標に向けて選手たちの意識も高く、可能性を十分に感じさせる戦いぶりだった。




 それに比べて、レッズの戦いぶりからは自信のなさが感じられた。コンビネーションがままならず、攻守の切り替えでも後手を踏んだ。新たな指揮官を迎えてサッカーのスタイルが変化し、まだまだいろんな部分で不安や迷いがあるように見えた。また、監督自身、選手個々のプレーの見極めができていない感がある。原口元気のような新戦力が出てきたのは好材料だが、選手のよさを活かしきれていない。チームが出来上がるまでは、もう少し時間がかかりそうだ。




 そうはいっても、シーズンは始まったばかり。他の試合では昇格したサンフレッチェ広島やモンテディオ山形が大勝したように、今季も混戦必至。熾烈な戦いを繰り広げて、各チーム選手個々がレベルアップすることに期待したい。

 日本のシーズンはこれからだが、欧州ではもう終盤で大詰めを迎えている。各国のリーグもそうだが、チャンピオンズリーグも決勝トーナメントに突入しており、世界のサッカーからも目が離せない。毎年この時期が、一番楽しいかもしれない。



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