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元オリンピック陸上選手苅部俊二のダッシュ

vol.83「都道府県駅伝」

 

 

 1月15日(日)、第35回全国都道府県対抗女子駅伝が京都市の西京極陸上競技場発着の9区間、42.195キロで行われました。神奈川は2時間18分39秒の7位で3年ぶりの入賞を果たしました。優勝は京都で、2時間17分45秒で3年ぶり16回目の勝利でした。

 

 当日は雪が積もり、レース途中でも降雪する悪条件の中、神奈川は善戦しました。1区森田香織さん(パナソニック)がトップと2秒差の3位と好スタートを切ると、2区の佐藤成葉さん(立命大)が2位に浮上、5区のリンズィー・ヘレナ芽衣さん(金沢高)で首位に立ち、6区の長濱夕海香さん(三浦学苑高)、7区の久保田みずきさん(荏田高)もトップを保ちました。その後、順位を落として結局7位でしたが、県民として胸を張れるレースをしてくれました。

 

 神奈川県チームの選手、通過順位と各区間順位は以下となります。横浜の選手が多いですね。

 

1区 森田 香織(パナソニック)3位 19分29秒  19分29秒(区間3位)

2区 佐藤 成葉(立命館大学)2位32分02秒 32分02秒 (区間2位)

3区 矢野 愛弓(大綱中学校)3位42分06秒  10分04秒 ( 区間31位)

4区 出水田眞紀(立教大学)2位5分13秒 13分07秒(区間3位)

5区 リンズィー ヘレナ芽衣(金沢高校)1位1時間09分05秒 13分52秒(区間9位)

6区 長濱夕海香(三浦学苑高校)1位1時間22分13秒 13分08秒(区間3位)

7区 久保田みずき(荏田高校)1位1時間35分17秒 13分04秒(区間14位)

8区 信櫻  空(岡津中学校)6位1時間45分44秒 10分27秒(区間12位)

9区 青山 瑠衣(ユニバーサルエンターテインメント)7位2時間18分39秒 32分55秒(区間11位)

 

 2013年に神奈川は優勝しているのですが、もしかしたらと期待させてくれるレースでした。来年も頑張ってほしいですね。
 

 一方男子は女子の1週間後、広島で第22回全国男子駅伝が開催されました。神奈川は苦戦、21位でレースを終えました。男子はまだ優勝がありません。こちらも頑張ってほしいですね。

 

 先日、毎日ジョギングをされていた方が「最近膝が痛くて走るのをやめてしまった」とう話をしていました。ついつい無理をして走ってしまうのが原因のようで、ランナーズ膝になってしまったそうです。

 

 スポーツ選手の膝の痛みは様々なものがありますが、今日はこのランナーズ膝(ランナーズ・ニー)の話をしたいと思います。特に長距離ランナーのオーバーユーズによる膝の障害で、膝の外側が炎症し、痛みが発生するものです。ランナーズ膝は、腸脛靭帯炎といって、大腿の外側にある腸脛靭帯が膝の外側上部で大腿骨の外顆という少し突起した部分に擦れることで炎症を起こします。

 

 

 

 筋緊張や筋、関節のバランスの悪さなど、擦れてしまう原因は様々ですが、走り方も大きく影響します。特に足首が内反している人は注意が必要です。足はなるべくまっすぐつくようにしましょう。

 

 また、下り坂も大きな負担となり、ランナーズ膝になりやすいといわれています。ひどくなると日常でも痛みが出現し、膝を伸ばすだけでも痛みが生じてしまいます。

 

 まずはならないことが一番なのですが、もし痛みが出るようになってしまったら、早期のうちに大腿筋膜腸筋や大殿筋のストレッチやアイシングを行い、ひどい場合は治療に行きましょう。腸脛靭帯炎は、注射である程度良くなるようですが、完治に長くかかる人もいるようです。注意してくださいね。

 

 しかし、痛みが出る前に予防してくことが大事です。大腿部の外側のストレッチやセルフマッサージを忘れずに!

 

 

苅部俊二 プロフィール

1969年5月8日生まれ、横浜市南区出身。

元オリンピック陸上競技選手。横浜市立南高等学校から法政大学経済学部、富士通、筑波大学大学院で競技生活を送る。

現在は法政大学スポーツ健康学部教授 コーチ学(スポーツ心理学) 同大学陸上競技部監督 法政アスリート倶楽部代表 日本陸上競技連盟強化委員会ディレクター兼オリンピック強化コーチ(ハードル)。

2007年から日本陸上競技連盟強化委員会の男子短距離部長を務め、世界選手権(2007大阪、2009ベルリン、2011大邱、2015北京、2019ドーハ)、オリンピック(2008北京、2012ロンドン)に帯同。

また、2014年には日本陸上競技連盟の男子短距離部長へ復帰し2016リオデジャネイロオリンピックに帯同し、日本短距離男子チームの責任者として同行した。

1990年代を代表する陸上競技者として活躍。1996年のアトランタと2000年のシドニーオリンピックに出場、世界室内陸上競技選手権大会400mで銅メダルを獲得するなどの活躍を見せた。元400mハードル日本記録保持者。

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